小松市公会堂(こまつしこうかいどう)は、石川県小松市の芦城公園にある多目的ホール。
歴史
1959年(昭和34年)、芦城公園内に竣工した。
2007年(平成19年)より、公益財団法人小松市まちづくり市民財団(旧:財団法人小松市施設管理公社)が指定管理者となっている。
2023年11月22日、小松市が公会堂を解体し、芦城公園内の敷地に未来型図書館を新設する方針を発表した。
建築
設計は浦清が設立した浦建築研究所、施工は鹿島建設。金沢市に拠点を置いて活躍した浦建築研究所のデビュー作である。
1階ピロティの外階段が2階の階段ホール、劇場のロビーに通じる。3階は、竣工当時は結婚式場として使われていたが、のちに会議室となった。4階は現在も大会議室として使われている。屋上の塔屋は地上30mの展望台として開放されていた。劇場の客席数は、完成当初は1300席であったが、現在は1078席となっている。舞台は間口10間、奥行6間。正面は全面ガラスのカーテンウォール、背後には石川県出身の洋画家宮本三郎による壁画が描かれている。
脚注
参考文献
- 倉方俊輔『ドコノモン』日経BP、2011年12月26日、114-121頁。ISBN 978-4-8222-6064-4。https://xtech.nikkei.com/kn/article/building/news/20080424/518802/。
外部リンク
- 小松市公会堂 公益財団法人 小松市まちづくり市民財団


