大磯駅(おおいそえき)は、神奈川県中郡大磯町東小磯にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東海道本線の駅である。駅番号はJT 12。
東京駅発着系統と、新宿駅経由で高崎線に直通する湘南新宿ライン、東京駅・上野駅経由で宇都宮線・高崎線に直通する上野東京ラインが停車する(運転形態の詳細については「東海道線 (JR東日本)」を参照)。
歴史
- 1887年(明治20年)7月11日:国鉄東海道本線 旧・横浜駅 - 国府津駅開通と同時に開業。旅客・貨物取扱を開始。東海道本線延伸に伴う駅設置計画は当初予定になかったが、海水浴を導入するために医学者松本順の提案(海水浴場開設論)が契機となり開業した。
- 1962年(昭和37年)4月21日:貨物取扱を廃止。
- 1972年(昭和47年)3月15日:荷物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1995年(平成7年)11月15日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2000年(平成12年):関東の駅百選に選定される。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
- 2008年(平成20年)2月27日:エレベーター・エスカレータ使用開始。バリアフリー化。
- 2009年(平成21年)2月6日:経済産業省の近代化産業遺産に認定される。
- 2015年(平成27年)7月1日:直営駅から平塚駅管理の業務委託駅となる。
- 2021年(令和3年)9月28日:みどりの窓口の営業を終了。
駅構造
湘南・相模統括センター(平塚駅)管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)で、島式ホーム1面2線を有する地上駅である。三角屋根の地上駅舎を持つ。ホームと駅舎(改札口)は跨線橋で結ばれる(バリアフリー対応)。
自動改札機・指定席券売機が設置されている。なお、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝と深夜の一部時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は7,416人である。小田原以東の東海道線内の駅では国府津駅に次いで2番目に少ない。
1995年度(平成7年度)以降の推移は下記の通り。
駅周辺
かつては駅舎内に東華軒の売店があり駅弁を販売していたが、バリアフリー化工事の際に閉店した。現在は敷地内に隣接するコンビニで大船軒の駅弁が購入できる。
バス路線
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 東海道線
- ■特別快速(湘南新宿ライン経由)
- 通過
- ■普通(東京方面発着)・■快速(湘南新宿ライン経由、下り列車は戸塚駅から「普通」扱い)
- 平塚駅 (JT 11) - 大磯駅 (JT 12) - 二宮駅 (JT 13)
- ■特別快速(湘南新宿ライン経由)
脚注
記事本文
利用状況
- JR東日本の統計データ
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 神奈川県県勢要覧
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 関東の駅百選
外部リンク
- 駅の情報(大磯駅):JR東日本
