『ジョン・バトラー』(John Butler) は、ジョン・バトラー・トリオが1998年12月27日にリリースした最初のフル・アルバム。ジョン・バトラー・トリオは、本作以前にもインディーズからカセットテープなどの形態で音源を発表していたが、一般的には、本作がデビュー・アルバムと見なされており、本国オーストラリアでは、ヒット作となった。
本作は、フリーマントルのスタジオ・カウチ (Studio Couch) で録音され、エンジニアはジョージ・ニコラウディス (George Nikoloudis) とショーン・オキャラハン (Shaun O'Callaghan)、ミックスはオキャラハンとニコラウディスとされ、マスタリングはオキャラハンとリチャード・マホニー (Richard Mahony) がスタジオ・カウチとトッド・ホール (Toad Hall) でおこなった。
収録された全曲とも、ジョン・バトラーが作詞、作曲、編曲、制作を手がけているが、「Colours」のコーラスの歌詞は、スライ&ザ・ファミリー・ストーンから採られている。
ジェイソン・マガン (Jason McGann) がドラムス、ギャヴィン・シュースミスがベースを担当するこのグループの最初期のラインナップによって、1998年12月に録音され、ノース・フリーマントルのモジョ・バー (Mojos Bar) から販売された。
トラックリスト
特記のない限り、全曲、作詞・作曲ともジョン・バトラー。
リリース
パーソネル l
- ジョン・バトラー - リゾネーター・ギター(ドブロ)、11弦ギター、ボーカル
- ギャヴィン・シュースミス - ベースギター、ダブル・ベース
- ジェイソン・マガン - パーカッション
クレジット
- 編曲、アートワーク、プロデュース - ジョン・バトラー
- アートワーク(デザイン、レイアウト)- ピーター・ニコル (Peter Nicol)
- エンジニア、ミキサー - ジョージ・ニコラウディス、ショーン・オキャラハン
- マスタリング - リチャード・マホニー、ショーン・オキャラハン
- 写真(ディスク)- トニー・ガジェウスキ (Tony Gajewski)
- ジョン・バトラーのアートワークに用いられている写真 - ダニー・コー (Danny Khoo)
脚注




