防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、漢方薬の一つ。出典は、『金匱要略』。

肥満、多汗症、むくみ、関節炎などに用いるもので、体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげる効果がある。医療用医薬品と薬局等で販売している一般用医薬品がある。

概要

汗っかきなのにむくみやすいなどの症状に効果。水分代謝を促進する防已・黄耆、消化器を活性化する白朮・生姜、大棗、甘草で構成。水分代謝の不調を改善する。たくさん汗をかくのにむくみやすい、身体だるく疲れやすい、尿量が少ない等の症状に適応。

適応

体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症: 肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)。

構成生薬

  • 防已
  • 黄耆
  • 白朮
  • 生姜
  • 大棗
  • 甘草

脚注


防已黄耆湯は痩せる?実際の症例から効果や向いている人を医師が解説! 【ファイヤークリニック】医療ダイエット専門

防己黄耆湯は水太りの人に効く漢方?

防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)の効果・作用・副作用|川崎市の高津心音メンタルクリニック 高津区溝の口 心療内科 精神科

オンライン医療ダイエット(肥満症治療) デジタルクリニックグループ