足利 義利(あしかが よしとし、生没年不詳)は、鎌倉時代中期の鎌倉幕府御家人。廣澤太郎と号した。
足利尾張家の当主・足利家氏の庶長子。母は家女房。一説に阿蘇為時女。兄弟に宗家、貞数などがいる。上野国広沢郷を領したことから広沢太郎と称し、石橋とも号したとされる。後の石橋氏の祖。子は義博(吉田三郎)。孫に石橋和義がいる。
略系図
○出典:『寛政重修諸家譜』『尊卑分脈』
脚注
注釈
出典
参考文献
- 小川信『足利一門守護発展史の研究』(吉川弘文館、1980年)
- 今谷明・藤枝文忠編『室町幕府守護職家事典〔上〕』(新人物往来社、1988年)
- 『尊卑分脈』 第三輯第十二囘、吉川弘文館、1904年6月25日。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991591/42。
- 「巻第八十 清和源氏 義家流 足利支流 最上」『寛政重脩諸家譜』 第一輯、國民圖書、1922年12月18日。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1082717/229。




