第106回全国高等学校野球選手権大会(だい106かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、2024年8月7日から8月23日まで阪神甲子園球場で開催された全国高等学校野球選手権大会である。
概要
今大会では暑さ対策の一環として、大会第1日から第3日の試合数を1日3試合とし、午前中と夕方に分けて試合を行う「2部制」が試験的に導入される。
大会第1日は8時30分からの開会式、10時から第1試合を行い、16時から第2、3試合を行う。なお第1試合が13時30分を越えた場合は、翌日以降に継続試合となる。第2、3日は8時から第1、2試合を行い、17時から第3試合を始める。第2試合が14時半を越えた場合は継続試合となる。
また医事専門家より『早朝の起床に伴う朝食の摂取不足による熱中症発症の恐れがある』との提言を受け、大会主催者側から各日の第1試合に出場する2校に対して試合前に補食が提供されることになった。
日程
- 2024年
- 2月9日 - 主催者の朝日新聞社と日本高校野球連盟(高野連)が運営委員会を開き、開催期間を8月7日から14日間(休養日3日を除く)で決定した。
- 4月19日 - 第2回運営委員会を開き、大会第1日から第3日までの試合を午前中と夕方に分けて実施する「2部制」を試験的に導入することを決めた。また2部制を採用する期日では観客の入れ替え制を導入すること及び、準決勝の第1試合の開始時刻を8時から、決勝戦の開始時刻を10時からとすることも併せて決定された。
- 6月22日 - 北北海道、南北海道、沖縄で地方大会が開幕。
- 7月30日 - 愛媛大会で決勝戦が行われ地方大会の全日程が終了し49代表校が決定。
- 8月4日 - 組み合わせ抽選会。
- 8月7日 - 開幕。
- 8月18日 - 休養日。
- 8月20日 - 休養日。
- 8月22日 - 休養日。
- 8月23日 - 決勝戦。閉会式。京都代表の京都国際が東東京代表の関東第一を延長10回の末、2-1で下し初優勝。決勝におけるタイブレークは初となる。京都勢としては1956年(第38回大会)の平安以来、68年ぶりの優勝となった。
代表校
組み合わせ・試合結果
1回戦 - 3回戦
準々決勝
準決勝
決勝
大会本塁打
- 2回戦
- 第1号:柴田元気(東海大相模)
- 第2号:佐藤洸史郎(青森山田)
- 第3号:高桑京士郎(智弁和歌山)
- 第4号:花田悠月(智弁和歌山)
- 第5号:入耒田華月(神村学園)
- 3回戦
- 第6号:原田純希(青森山田)
- 準々決勝
- 第7号:髙橋徹平(関東第一)
その他の主な出場選手
- 乾健斗(霞ヶ浦)
- 田中陽翔(健大高崎)
- 石塚裕惺(花咲徳栄)
- 上原堆我(花咲徳栄)
- 宇野真仁朗(早稲田実)
- 藤田琉生(東海大相模)
- ラマル・ギービン・ラタナヤケ(大阪桐蔭)
- 今朝丸裕喜(報徳学園)
- 有馬惠叶(聖カタリナ)
- 竹下徠空(明徳義塾)
- 中村奈一輝(宮崎商)
各地方大会の日程
脚注
注釈
出典
関連項目
- 第54回明治神宮野球大会
- 第96回選抜高等学校野球大会
外部リンク
- 第106回全国高等学校野球選手権大会 - 日本高等学校野球連盟
- バーチャル高校野球




